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核兵器をなくすきっかけがイギリスに!

NATOの元将軍トライデント更新に反対

メールリストabolition-japanに渡植貞一郎さんが紹介されたニュースです.イギリスの核廃絶に希望を持たせてくれます.渡植さんの訳を一部編集して紹介します.

英国の元将軍,トライデント更新の再考を求める(General calls for Trident rethink)
Story from BBC NEWS

Published: 2009/01/29 17:52:59 GMT

http://news.bbc.co.uk/go/pr/fr/-/2/hi/uk_news/7859046.stm

退役NATO司令官が、英国はトライデント武装体系を放棄し、核軍縮で指導性を発揮するべきだと、語った。

ジャック・シーハン将軍は、イギリスによる核兵器の放棄は「非常に近い」と考える、と語った。

彼のコメントは、トライデント・システム更新の再考に関する他の退役軍人たちの要望に続くものだ。

トライデント・システム更新の支持者は、英国による独自の核兵器備蓄は、まだ、不可欠だと言う。

潜水艦、ミサイル、および核弾頭で構成されれるトライデント・システムは、2020年代に予定終了期日を迎える。

トニー・ブレアー前首相は、2006年にシステム更新にゴーサインをだした。

NATOの元大西洋軍最高司令官シーハン将軍は、BBCラジオ4のワールド・トウナイト番組で次のように語った。

「きわめて近いうちに、英国が最初に核兵器を放棄する国連常任理事国になる宣言をすると、私は考えている。英国政府は、多くの確かな根拠に基づき、そうすることができるし、世界を主導することが、完全に可能だと考える。」

シーハン将軍は、そうなれば国際社会に重要なインパクトを与えると、次のように語った。

「そうなればとたんに、何故フランスが核システムを保有しているのかが問題になるだろう。また、米国とロシアが、現在の核態勢の路線変更をして、対話構築の方向に向かわせるはずみとなる。」

しかし、彼はまた、このような変革を起こすのには、勇気のある政治行動が必要だと、語った。

BBCの安全保障問題担当記者のゴードン・コアラによれば、トライデントが老朽化しているので、それをどうするか決定しなければならないという。

費用

BBC記者は英国の核軍縮の可能性について、次のように語った。

「批判的な論者は、核軍縮は英国の安全性が低くなったと思わせるリスクをともない、しかも国際的なインパクトはほとんどない、と主張する。支持者たちは、核兵器の非合法化を支援し、核兵器獲得を目指す国家の風潮を食い止められるるかもしれない、たとえば、(核保有国は)ダブルスタンダードだという、イランのクレームを封じ込められる、と言う。」

シーハン将軍の発言には、他の退役高級軍人たちからも賛同の声が寄せられている。たとえば、陸軍元帥ブラモール卿、将軍ヒュー・ビーチ卿によれば、核兵器は高価過ぎ、しかもほとんど役に立たないという。

また、将軍ラムスボタム卿は、200億ポンドという莫大な支出は問題視されるべきだと、BBCに語った。

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